2002年8月23日「しんぶん赤旗」より
文部科学省は22日、学習指導要領の範囲を超える「発展的な学習」や、理解が不十分な児重生徒に対する「補充的な学習」を推進するためとして、小中学校の理数教科を対象に、指導上のポイントなどを具体例を挙げて説明した教師用参考資料を作成したと発表しました。
今年4月から実施された新学習指導要領について、文科省は「ゆとり」を口実に、授業時問の3割削減を「目玉」としていました。しかし、父母、教師からは、「学習内容に系統性を欠く」「基礎的学力をつけさせるのに不十分」などの強い批判が出ていました。
7月31日には、来年度以降の教科書検定について指導要領を超える記述を容認しました。今回の参考資料はこれに続くもの。指導要領の抜本的見直しが必要であることを改めて示しています。
参考資料は小学校の算数、理科と中学校の数学、理科。同省は小学校の算数を手始めに、23日からホームページで順次紹介。9月以降、全国の国公私立の小中学校や自治体の教育委員会に配布し、一般向けに市販もします。


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