トップ>国会報告>166/衆/文部科学委員会/2007年4月13日

2007414()「しんぶん赤旗」

ベネッセ

学力テストで“商売”

石井議員指摘に “契約違反”と文科省


 全国一斉学力テストを受託した受験産業大手のベネッセが、自社のおこなう業者テスト「総合学力調査」の売り込みに学力テストを利用していることが、十三日わかりました。衆院文部科学委員会で日本共産党の石井郁子議員が指摘したものです。

 文部科学省の銭谷真美初等中等教育局長は「全国学力調査の中立性・公平性に疑いをもたせかねない。テスト業務委託契約書では、事業を委託したことで宣伝行為を行わないよう求めている。今後行わないよう同社に申し入れている」と述べ、契約違反との認識を示しました。

 同社が各地の小学校長あてに送ったダイレクトメールでは、「小学校六年・中学校三年生を対象とした全国学力調査が本年四月二十四日に予定されておりますが」と述べた上で、同社の「調査」を購入・実施することで(1)記述式の出題で多面的な学力を正確に測れる(2)全国比較や意識調査とのクロス分析資料が入手できる―などと宣伝しています。同「調査」は今月五日から行われています。

 石井氏は「文科省の行う学力テストに先行して売り込みをはかっている。重大な問題だ。学力テストはいまからでも中止すべきだ」と批判しました。

 質問を聞いていた自民党委員から文科省に対し「重大だ。もっと厳しくあたれ」などの声が上がりました。


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