153国会での
日本共産党国会議員団文部科学部会

 

I、今国会の特徴と主な活動

―――提出された法案は―――
「ワールドカップサッカー大会特別措置法の一部を改正する法律案」 委員長提案――全会一致
「文化芸術振興基本法案」 自民・公明・保守・民主提出――賛成(自民・公明・保守・民主・共産・自由・社民)反対( 社民・山内)
「子どもの読書活動の推進に関する法案」 自民・公明・保守・民主提出――賛成(自民・公明・保守・民主・自由・社民)反対(共産)
 

II、わが党のたたかい

―――論戦はつぎの通り―――
10月30日 参・文教科学委 林議員私立学校授業料減免事業臨時特別経費の周知徹底について、障害児学校中学部既卒者に対する訪問教育の保障について
10月30日 参・文教科学委 畑野議員教職員の始業・終業時間の把握について教職員の勤務実態の把握について
10月31日 衆・文部科学委 石井議員大学のトップ30育成構想と国の審査機関設置問題。私学に対する国からの直接助成方式について。
11月20日 参・文教科学委 林議員教職員の同和加配と同和奨学事業の廃止について。育英奨学金の内定通知の早期実施を。聴覚障害者の大学教育の保障問題
11月21日 文部科学委 石井議員文化芸術振興基本法案で表現の自由の明記、芸術・文化活動にたいする行政の不介入の原則の明記、文化・芸術活動支援にあたっての公平さの確保、社会保障の認知とその具体化、振興にあたっての民意の反映などで質問。
11月27日 参・文教科学委 林議員学力問題で村山、藤田氏ら参考人質問
11月28日 衆・文部科学委 児玉議員子どもの読書活動の推進に関する法律案で子どもの読書ばなれの実態とその原因、子どもの本を読む権利とその条件整備、事業者の規定で「子どもの健やかな成長に資する書籍等の提供に努める」とは誰が判断するのか、国の基本計画と都道府県の施策の計画などで質問。
11月29日 参・文教科学委 畑野議員文化芸術振興基本法案でアーツプラン21の予算配分について芸術家等の社会保障の具体的施策について特殊法人改革の名による日本芸術文化振興会の業務の民営化・縮小問題で質問。
12月4日 参・文教科学委 林議員子どもの読書活動の推進に関する法律案で子どもの読書離れについての認識。図書館に対する直接補助について「補助金復活は大変むずかしい」、司書の配置や専任の学校司書の配置も法案でなんら変わらないことを浮きぼりにした。
遠山文部科学大臣の「陳謝発言」について
 10月31日の石井議員の質問にたいして、遠山文部科学大臣が「先ほどらい何人にも答弁してきたことをお聞きいただいていなかったのはないか」と答弁。それを聞いていた児玉議員をはじめ他党の議員も「失礼にあたる」と議場内が騒然となり、石井議員が答弁を取消しを要求、大臣が取り消さなかったため理事会あずかりとなった。11月21日の石井議員の質問の冒頭、遠山大臣から「先般の石井委員からのご質問に対します私の答弁につきまして、一部不適切とのご注意を頂戴いたしました。私といたしましては今後十分気をつけてまいりたい」との発言がなされた。石井議員は「大臣は当委員会で二度も不適切発言をおこなった。今後、かかる侮辱的発言を行うべきでないということを強く申し上げる」と発言した。
―――成果―――
○育英奨学金の内定の遅れが『赤旗』で報道されたが、質問戦で取り上げ、当初年内に内定を行うとしていたものを、無利子分については11月27日までに、利子つきは12月の第1週中に内定通知をだすことにさせた。
○聴覚障害者の教育保障の問題で私立の通信制のスーリングを含めた支援をすべきとの質問に「そのような方向で検討する」と答弁させ大きく前進した。
○芸団協がかかげた社会保障要求について、文化庁が「関係団体からあらためて意見を伺い」「関係省庁と相談する」と答弁し、これまでの壁を破ったとして関係団体から歓迎されてた。また日本芸術文化振興会の廃止問題では文化関係者との連携が深まった。


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