2月27日 文部科学委員会で質問

2001年2月28日「しんぶん赤旗」より

教科書問題での中・韓の批判

内政干渉に当たらず

石井議員に外務省答弁 


 文部科学省の教科書検定を受けている「あたらしい教科書をつくる会」の歴史教科書について、中国や韓国政府が批判している問題で、外務省の槙田邦彦・アジア大洋州局長は「(これらの国の批判を)内政干渉だと認識するのは無理」とのべました。二十七日の衆院文部科学委員会で、日本共産党の石井郁子衆院議員の追及に答えたものです。

 「あたらしい教科書をつくる会」の歴史教科書は、日本の侵略戦争を肯定する内容で、中国や韓国は「侵略の歴史を美化するいかなる教科書も登場を阻止する」などと批判しています。これに対し日本の一部新聞などが「内政干渉」と攻撃しています。

 町村信孝文部科学相は、これに関して「検定基準には、近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史事象の扱いに必要な配慮を求めた条項があり、いま厳正に検定をしているところだ」とのべました。


学力の危機

反省すべき点ある

石井議員質問に文部科学相


 27日の衆院文部科学委員会で町村信孝・文部科学相は、現在、大きな問題となっている「学力問題」に関連し、文部行政について反省すべき点は反省するとしたうえで、「文部省がすべてを、上下関係のように(下へ)流してきたことが画一化を生んだというのは事実」とのべ、同省の責任を認めました。

 日本共産党の石井郁子衆院議員が、「学習指導要領は、基礎・基本の徹底を一貫して言ってきた。ところが現実は、大勢のわからない子をうみ、勉強をやればやるほど嫌いになる子をつくりだしている」と「学力の危機」といわれる現状について質問、「これまでおしつけてきた学習指導要領はなんだったのか」と、その押しつけについて、同省の自己評価を求めたのに答えたものです。

 これまで同省は、日本の子どもの学力については「おおむね良好」などとのべるにとどまっていました。町村文科相は、「現状に安閑としてはいない。詰めて考え、解明する努力をゆくゆくしていかねばならない」と述べました。


会議録 文部科学委員会 2月27日 石井質問部分


町村文部科学大臣の答弁を聞く石井


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